深谷ねぎのレシピについて お勧めは網焼き!

野菜の知識
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どうも、ネギボウズです!

僕の勤め先でもある埼玉県深谷市のブランド野菜

「深谷ねぎ」

についてご紹介していきたいと思います!

深谷ねぎとは?

深谷ねぎとは、
埼玉県深谷市を中心に栽培されている長ネギ(白ネギ)のこと。

よく勘違いされるのだけど、
「深谷ねぎ」というネギがあるわけではないんですよね!

野菜には「品種」というものがあって
同じネギでもこの「品種」によって味や形、
栽培方法なんかも違ってくるわけです。

最近では、
隣町の熊谷市や寄居町、本庄市など深谷市以外
で生産されたネギも「深谷ねぎ」として市場に流通していますが
基本的には深谷市で生産されたものが本物の深谷ねぎということになります。

起源について

元々埼玉県深谷市では養蚕や藍が盛んにおこなわれていましたが、
明治初期に藍の相場が下落したため作物転換を図り、
長ネギの栽培に転換したのが起源とされています。

その後、
大正初期にこの長ネギ相場も下落するのですが、
その時期に深谷市の卸業者が北海道や東北地域に
「深谷ねぎ」というブランドを付けて出荷したのが
深谷ねぎの始まりだとされています。

特徴

深谷市北部を流れている利根川は過去何度も氾濫をしており、
その度に周辺の土地に川由来のミネラルを補給し肥沃な土地が
形成されました。

僕も農作業をしているので分かりますが、
群馬県寄りの北部地域と呼ばれる地域は本当に土が固いです(笑)

その硬さときたらガッチガチで、
岩石か?と思うほど。

転倒して頭を打ったら怪我をするレベルに固いです…

しかしだからこそ、
土に栄養をため込むことができて味と見た目の良い
深谷ねぎが作れるということなのですね。

その糖度は15度にもなるので、
冬場のすき焼きには砂糖を入れなくてもよいくらいです。

特に美味しい時期は冬場12月~1月くらいなので
是非ご賞味ください!

お勧めの食べ方

焼き鳥に挟んだり、
薬味として使ったり、
ラーメンの上にのせたり、

なんにでも合いますがおすすめは素焼きです!

何もつけず、
一度素焼きにしてご賞味ください。

「ネギってこんなに甘いんだ…」

とびっくりする方が多いです(笑)

因みに個人的には焼き鳥用の甘辛タレをつけて頂くのが
大好きです!

どこで買える?

・深谷市近辺のスーパーマーケット
・直売所
・通信販売

などで購入することができます。

近年では通信販売に力を入れている農家さんが増えているので、
メルカリやラクマなどのフリマアプリや
ヤフオクやアマゾン、楽天など様々な媒体から購入できます。

「本物の」深谷ねぎとは??

実は、
深谷ねぎといっても色々ありまして
栽培されている地域によっても味は様々です。

そんな中でも一押しの深谷ねぎ、
ネギ農家も認める本物の深谷ねぎというのがあるのです!

それが、

「新戒ネギ」

と呼ばれるネギです。

新戒ネギとは、
深谷市の新戒地区というところで生産されている深谷ねぎのことで
この地域で生産されるネギが味や見た目もよく、
「本物の深谷ねぎ」として市場からも評判です。

スーパーで見たことがある人もいらっしゃるかもしれませんが、
お値段も普通のネギよりも高いと思います(笑)

新戒ネギの直売所がありますが、
とても人気で暮や正月などには長蛇の列ですぐに売り切れてしまうほどです。

ご自宅でも栽培できます

深谷ねぎは深谷市で作られた長ネギのことですが、
長ネギ自体は家庭菜園などでも比較的簡単に栽培することが可能です。

長ネギは手間をかければかけるほど、
味や見た目に差が出る作物でもあるので栽培していて楽しいですし、
収穫に至ったときの達成感や喜びは大きいですね。

ご興味のある方はご自宅で栽培されてみてはいかがでしょうか!

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